正しい年齢の数え方

 昔、年齢は「数え」で計算していました。 生まれた時に1歳、正月を迎えて2歳・・・という具合で、これは 「足掛け」(1に満たないものでも1と数える) 何年の考え方。

 2019年の誕生日を迎える前でも、2018年生まれの子は、2018年、2019年(の一部)を経験したのだから、足掛け2年=数え2歳だということ。

 今は新たな誕生日を迎えた数で年齢を数えるのが一般的 (2月29日生まれに適用できない欠陥あり) ですが、法律上は 「年齢計算ニ関スル法律(明治35年法律第50号)」 で定まっています。 これが、慣行と年をとる日が異なるうえ、若干の問題があります。

 年齢計算に関する法律では 「年齢は出生の日から起算する、民法第143条の計算方法を準用する」 となっています。

 民法第143条では 「週、月又は年の初めから期間を起算しないときは、その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。 ただし、月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する」 となっています。

 これで、誕生日の前日24時に1歳年をとるというのが普通の解釈ですが、その解釈では、誕生日の前日の年齢は何歳か、一つに定まりません
。 それに対しては 「ケースバイケースで判断すればよく、それで何も問題はない」 という考え方があり、何とこれが国会答弁

 選挙権に関する判例では、誕生日の前日0時で20歳になった、というのがあります。

 色々理屈を付けてますが、要は、日レベルの 「足掛け」 を認めたのと同じです。

 つまり、出生の日から誕生日の前日で、1年間のすべての日を経験したことになるから、1歳。誕生日から次の誕生日の前日で2歳。以後同様。

 しかし、これはこれで合理的かもしれません。 「数え」が否定されようと、年齢には「足掛け」の発想が合うのです。
 


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